産業廃棄物許可申請

  • 2020.03.10 Tuesday
  • 23:36

他人の産業廃棄物を収集・運搬する際に必要となる許可です。
建設業で下請けとして工事を行い、運搬を行う場合も必要となります。

 

 

産業廃棄物

 

産業廃棄物の収集又は運搬を業として行うには、産業廃棄物収集運搬業許可が必要です。

 

産業廃棄物   : 事業活動に伴って出る廃棄物で、法律で定められた20種類のもの
特別産業廃棄物 : 産業廃棄物のうち、爆発性、毒性、感染性、その他人の健康や生活環境に係る被害を生ずるおそれがあるもの

 

 

産業廃棄物収集運搬の許可

 

産業廃棄物を収集運搬する自治体毎に取得する必要があり、有効期限は5年間

 

許可を申請する先は、産業廃棄物を収集する場所と運搬先を管轄する自治体となります。

たとえば、両方ともに宮崎県内であれば、宮崎県の許可が必要です。

また、産業廃棄物を収集する場所が宮崎県内で、運搬先の処理施設がある場所が鹿児島県内である場合には、宮崎県と鹿児島県県の許可が必要となります。

 

産業廃棄物収集運搬業は許可取得の時期や取得理由によって次の3種類に分かれています。

 

新規許可 新たに産業廃棄物収集運搬業の許可を取得する場合に申請する許可
更新許可 既に産業廃棄物収集運搬業の許可を取得している場合に申請する許可
変更許可

既に産業廃棄物収集運搬業の許可を取得している事業者が、取り扱う産業廃棄物の品目を増やしたり、新たに積替え保管の許可を取得しようとする場合に申請する許可

 

 

産業廃棄物収集運搬業の許可取得の要件

 

〇楡瀝弖
収集運搬する産業廃棄物の種類に対応した施設を事業者が有していること
能力要件
次のいずれかの者が、公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センターが実施する産業廃棄物収集運搬業に関する講習会を修了していること。
法人 : 代表者、産業廃棄物収集運搬に関する業務を行う役員、産業廃棄物収集運搬業を行う区域に所在する事業場の代表者。
個人 : 本人、産業廃棄物収集運搬業を行う区域に所在する事業場の代表者。

 

財政要件

事業者が事業を継続して行うことのできる財政要件を満たしていること

具体的には、許可を申請する時点の直近3年間の決算書の内容によって審査されることとなります。

 

 

 

積替え保管施設

 

積替え・保管を含まない…産業廃棄物の排出場所で積込んだ産業廃棄物を、直接、中間処理施設や最終処分先等に運搬すること

積替え・保管を含む…収集した産業廃棄物を自社の積替え・保管施設で積替え・保管した後、中間処理施設や最終処分先へ運搬すること

 

申請の手順としては、自治体への事前相談を経て、事前計画書の提出、施設の工事、自治体担当者による現地視察、許可申請書の提出という流れになるのが一般的です。

 


産業廃棄物収集運搬業を営んでいくためには、「廃棄物処理法」の規定を順守していくことが必要となります。

産業廃棄物収集運搬業の許可をお持ちの事業者の方、また、許可取得を検討している方、ぜひ、当事務所にご相談ください。